日本語の頑張ってくださいを英語にするのってなぜか難しいですよね。ここでは英語流の頑張ってに相当する言い方を紹介していきます。
ちなみに、「私、頑張るよ!」のように「頑張る」は表現方法が違うので
こちらの記事で解説しています。
1.Hang in there!
日本語の「頑張れ!」に一番近いのは「Hang in there!」だと思います。これは私がオーストラリアで日本語を話せるオーストラリア人に聞いた時もこのHang in there!を推していました。
Hang in there!というのは、「そこでぶら下がってろ」という意味であり、図のように、落ちないように助けが来るまで頑張れ!と言ってるわけです。
よく「ちょっと待ってて!」という意味でhold on! hang on! なども使われますが、同じタイプの言い方です。
頑張って持ちこたえてくれ!という時は
hold on! hang on! hang in there! |
などが使えるでしょう。
ちなみに写真の意味は「もうすぐ金曜日だからがんばろう!」というサラリーマンに向けたメッセージですね。
2.Don’t give up!
頑張れ=諦めるな という意味に相当するので、Don’t give up!も使いやすい言葉だと思います。ほぼ上のHang in there!と同じ意味なので、挫けそうなスポーツ選手への声援として、Don’t give up! や Hang in there! を使えると思います。
3.You can do it!
私がシドニーマラソンに出た時に見物人がかけてくれた声では
You can do it!= 君ならできる! You can make it! = 君なら達成できる! Well done! = よくやった! |
などの声が多かったです。Well done は頑張れというよりは「よく頑張った」的な感じですね。ただ走行中も Well done と声をかけてくれる人も多かったです。「ここまでよくやった!」という意味で使っていると思われます。
You can do it! や You can make it! などは、試験頑張ってね!などの時にも使える言葉だと思います。
4.Do your best!
これもやれるだけやってみろ!という感じなので、頑張れに近いと思います。他にも似たような言葉で、Go for it!などもあります。Go for it!もやってみなよと言う意味です。
A: I’m thinking about starting new business. B: Go for it! A: I’ll do my best. やれるだけやってみるよ(頑張るよ) |
という感じですね。
5.Good luck!
一番使いやすいのは、このGood luckかもしれません。例えば、これから好きな人に告白する友人に対して頑張れというなら「Good luck」と一声かけるのもいいでしょう。
またどこか遠くに行ってしまう人に対しても「向こうで頑張ってね」という意味で「Good luck」がよく使われます。
Good luckは割りかし万能で、どんな場面でも気軽に使える言葉ですね。
6. On your feet, Pull yourself together! (しっかりしろ!)
これはまたちょっとニュアンスが「頑張れ」とは違う感じもあるのですが、
よくネイティブが使うセリフです。
まず、Pull yourself together! ですが、これはどちらかというと
ショックな事が起きて、我を失ってる人に向かって
「落ち着け!しっかりしろ!」と言ってる感じです。
Calm downに近い感覚ですね。
直訳すれば「自分自身を一緒に引き戻せ!」って感じですから、我に帰れ!しっかりしろ!って感じですね。
On your feet! も「自分の足に乗れ=立て!」って意味で、
単純に座ってる人に立ち上がれ!という意味で使われる事もあれば、
腑抜けた人に「しっかりしろ!」と言う意味で使ったりもします。
On your feet はかなり上から目線な命令口調な印象がありますので、
あなたが熱血コーチか軍曹か何かなら、使う機会があるかもしれません。
しっかりしろ!も頑張れ!に近いニュアンスかなと思ったので、
一応これらも自暴自棄になってる相手を激励する時には使えると思います。
そんなわけで、頑張れの英語での言い方、参考になりましたでしょうか。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 →「お疲れ様」を英語でいうには? take care? good job? |