電話をかける、出る、切るを英語で?一番使われる言い方は?

callここでは、電話に出る、電話をかける、電話を切るという3つの動作について英会話では通常どう言うかを例文を使って解説していきます。

1.電話をかける

まず、電話をかけるの意味で一番使われるのは、Call です。

電話I call you later. 
後で電話するよ。

Call me later.
あとで電話くれ。

Can you call me back later?
あとでかけ直してくれませんか?

Thank you for calling. But I’m busy right now.
So I’ll call you back later.

電話ありがとう、でも今忙しいからかけ直すね。

call back と言うと「かけ直す」の意味になります。

I called you 3times!
3回もかけたのよ!

<Phoneでも言える>

Phoneというのは「電話」という意味ですが、「かける」の意味でも使えます。

I’ll phone you later.
あとで電話するよ。
Callの「呼ぶ」「電話する」どちらの意味かを聞き分けるには?

Call はもちろん電話以外に呼ぶ際も使います。例えば、

Sorry, My mother is calling me for dinner, so I’ll call you again later.
ごめん、母さんが夕飯だって呼んでるから、あとでまたかけるね。

この呼ぶCallと電話のCallは
話の流れや相手との距離でどっちのCallなのかは分かります。

電話中にMy mother is calling me for dinner と言ったら、もちろん家の中でお母さんが呼んでるんだなと分かります。誰もお母さんが別の電話で「ご飯よ」と呼んでるなんていうヘンテコな展開は考えないわけです。

逆に別れ際の相手に「I’ll call you later.」と言ったらもちろん電話の事です。別れた後に直接「呼ぶ」のは無理ですから。もしくは病院の待合室で「Can you wait here? I’ll call you later.」と言われたのなら、「ここで待っててください、後で順番が来たら呼びますから」の意味です。つまりシチュエーションでどちらかは分かります。

万が一どちらの意味か分からないようなシチュエーションに遭遇したなら
You mean, are you giving me a phone call?
[それって後で電話をくださるという意味ですか?]と聞き返しましょう。

また「呼ぶ」のか「電話する」のか、誤解を生みそうな時は

I’ll give you a phone call later.

と言えば完璧です。

→You mean を使った聞き返し方

2.電話に出る

今度は受ける場合をどう言うかです。

I called you many times last night. Why didn’t you answer?
昨晩何度も電話したのに、なんで出なかったのよ?

という感じで一番使われるのは「answer」です。

answer

例えば、職場で電話が鳴ってるなら、

Hey, can you answer the phone?
Can you pick up the phone?
ちょっと電話出てくれる?

と言います。このように「pick upでも言えます。」


Hey, why don’t you pick up?
(何度もかけてるのに) なんで出ないのよ!

という感じです。

3.電話を切るは?

さて、電話を切るというにはどうするか?例えば、

Sorry, My mom calling me for dinner. So I’ll hang up once.
悪いけど、夕飯出来たって母さんが呼んでるから、一度切るね。

という感じで、「切る」ならhang up です。

Just a second, Don’t hang up.
ちょっと待って、電話切らないで

Hey, don’t talk with your phone while driving. Hang up right now!
おい、運転中電話で話してんじゃねぇよ、今すぐ切れ!

<電話を切った、切られた>

過去形の場合は、hung up もしくは hanged up どちらでもOKです。

He hanged up the phone.
あいつ、電話切りやがった。
(あれ、電話切れちゃった。)

He hung up on me!
と言う言い方も割りと使われます。(意味は同じ)

 

hangup有名な話ですが、昔の電話は高い所にかけてありました。イメージ的には公衆電話のように受話器を引っ掛けるタイプです。
なので、hang up(受話器を上に引っ掛ける)という言い方が 電話を切るの意味になるわけです。

4.電話を切らずに待って欲しいなら

先ほどの例文のように、Don’t hang up. と言っても良いですし、

Hang on a second.
(そのまま待っててください)

hangonとHang on で言っても良いです。 Hang on は電話以外でも使います。
単純にその状態をキープして待っててという意味で使えます。

A: OK, so can I erase these things?
じゃあ、ホワイトボードのこれ消しちゃっていいかな?

B: Hang on! I didn’t finish to copy.
待ってください、まだ写しきってないんで。

まとめ

というわけで、電話で使う動作をまとめると

1.call でかける(phoneでも言える)
2.answer で受ける (pick up でも言える)
3.hang up で切る
4.hang on で保留する

という形です。これはよく使うので、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。

ケータイを英語で?家の電話、公衆電話をそれぞれどう呼ぶ?

英語での電話の相手の確認。Who are youと言ってはいけない!?

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