英語で電話をかけたり、受けたりする際、誰が話してるかを伝える時は、ちょっと普段の会話とは違う言い方をします。
ここではそれについて失礼にならないように注意点などを解説していきます。
1.Who are youではなく、Who is this?
まず、電話がかかってきて、相手が誰か分からない時はこう聞きます。
相手: Hello! 私: Sorry? Who is this? 「もしもし」「すいません、どちら様ですか?」 |
Who are you? と聞く言い方は「お前は誰だ!」というニュアンスがあり、特に電話やインターフォンなどで対応する時には「Who is this?」と聞かないと失礼になります。
Who is this だと「この声は誰ですか?」というニュアンスになり「どちら様ですか」という感覚になります。
もちろん、見知らぬ男から「お前の子供を預かっている」のような脅迫電話に対して「お前は誰だ?」と言うなら「Who are you?」でOKです。
2.話してる相手を確認する場合
他にも例えばジェーンの電話にかけたけど、ちょっと声が違うような気がした時
私: Is this Jane? 相手: Yes. Oh do you feel my voice is strange? 「ジェーンだよね?」「うん、声変かな?」 |
などのように聞いたり、自分が誰かを言いたい時も
Hello. This is Mike. Hello. It’s Mike. Hello. This is Mike speaking. |
のように、This isやIt’s で言う傾向があります。
あくまで相手が認知してるのは、電話から出る声なので、
「この声はマイクです」のように話してると思ってください。
This is Mike. = This voice is Mike’s voice. |
という事です。
これはあくまで話し始めの「相手の確認」の時だけであり、ずっとthis や itで話すわけではありませんので誤解しないように。相手の確認が終わればあとは普通にAre youやI amで話します。
というわけで参考になりましたでしょうか。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 |