この3つのポイントを抑える事で海外旅行など即実践でGo aheadを使いこなす事ができるようになります。では早速使い方を場面別で解りやすく解説していきます。
1.先に行く時のGo ahead
例えば、家族と一緒に外出する時に、ふと忘れ物をしたのを思い出したとします。
あなた: I forgot something. Can you go ahead? I’ll catch up soon. ちょっと忘れ物したから先に行っててくれない?後から追いつくから。 |
この「Can you go ahead?」のように先に行ってて欲しい時にGo aheadを使います。
逆に「先に行ってるよ!」と言うなら、
I’ll go ahead. |
です。ちなみに単純に「先へ進め」という意味でGo ahead!が使われる事もあります。
例えば、写真のようになにかチェックを受けた後に
係員にGo ahead!と言われたら、「次へ進んでください」という意味です。
2.相手に「どうぞ」と譲る時
これが普段の会話で一番使うパターンとも言えます。
例えば、2人で雑談してるとします。で、会話中ちょっと沈黙があって、
さて新たな話題を振ろうと話し始めたと同時に相手もなにか話し始めたとします。
A: So, how is…. そういや、あれは。。 B: Actually, I… 実は俺さ。。 |
A: Go ahead! あ、どうぞ! |
という感じで、相手に「そのまま話してください」という時に使います。相手の話を途中で止めてしまった時なんかにも「そのまま進めてください」という意味で Please go ahead!と使えます。
Go ahead! だけだとちょっと砕けすぎている感じもあり、
年上の人相手にGo ahead!というと失礼な感じもあるので、Pleaseを付けると良いと感じます。もしくは「Please.」とだけ言っても同じように「どうぞ!」の意味になります。年上相手ならPlease. だけで良いでしょう。
ちなみにこれは会話中じゃなくても使えます。例えば、エレベーターで2人同時に先に降りようとした時などにも「Go ahead!」と言えば「お先にどうぞ!」という意味になります。
こういう時は「After you.」も使えます。After youというのは「私はあなたの後で良いですよ」という意味で、つまりGo aheadと同じ意味です。より丁寧な言い方に聞こえるので、ビジネスシーンなどではAfter youが好まれます。
もしくは食事を席で待っている子供に「Go ahead!」と言えば「先に食べてて!」という意味にもなります。
つまり go ahead は止まってる相手に「どうぞ続けて!どうぞ始めて」と勧める言葉として使うという事なんです。
3.「やれよ!」のGo ahead!
これは実際の映画のセリフを見てもらうのが分かりやすいです。
例えば、The hunger games という映画のセリフなのですが、
2人のうちどちらかが死なないといけない、1人が死ねば1人は解放されるという状況下になった時、男の方が
Go ahead! One of us should go home. (俺を)やれよ。俺たちのどちらかが家に帰るべきなんだ。 |
と「やれ!」と言う意味で使ったり、
もう一つのシーンでは、
ムチを打ち付けてくる軍人に向かって主人公の少女が
Go ahead! |
と挑発的に言ってます。これも「やれよ」という感じです。
なにか相手に「やってみろよ!」と勧めるような時にも使えるって事です。
例えば下の写真なんかが分かりやすいと思います。
[Go ahead. You can make it!]
やってみろ。お前ならできる!
なにか会社で新たなプロジェクトを提案した時、上司がGo ahead!「やってみなさい」のように使ったりできるという感じです。
基本的にはどれも第2項の「どうぞ!」の意味と同じです。映画のシーンも「やれよ!」とも訳せれば「殴りたきゃどうぞ!」とも訳せます。幅広い意味のどうぞで Go aheadは使えるという事ですね。
<番外編>道案内
道案内の時に、Go aheadとはちょっと違いますが、aheadをよく使います。
例えば、「駅はどこですか?」と聞かれて、
Go this way. The station is 100m ahead. この道を行って。100m先にその駅はあるから。 |
のように「~先」のように距離を表現したりします。覚えておくと実際に海外旅行に行った時などに便利です。aheadという言葉には「先」という感覚があるんだなというのを掴んでおくとどの意味でもパッと口から出やすいと思います。
まとめ
そんなわけでGo aheadの使い方理解出来たでしょうか?
1.先行ってて!の意味で使う 2.お先にどうぞ!の意味で使う 3.やれよ!やってみなよ!のように勧める時に使う。 |
基本的にはこの3つですが、ようは「どうぞ」と相手に行動を促す言葉だというポイントを捉えておくと今後スムーズに使えると思います。ぜひ映画などでこのセリフが出てきた時に、どんな場面で使ってるかチェックするようにしてみてくださいね。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 |