ここでは、ちょっと特殊な意味があるget alongの使い方を分かりやすい例文と解説します。
注意事項もチェックしてバッチリ使いこなしましょう!
1. Get alongの使い方
まずは例文を見てください。
A: Do you get along with your father? あなたはお父さんとうまくやってますか?(仲が良いですか?) B: Yes. We often go out together like friends. |
という感じで、基本的に意味は「仲が良い」「うまくやっている」の意味になります。
<Get alongはちょっと特殊1>
Get alongという言い方は他のGet〇〇の使い方と比べて特殊です。
例えば、
I got hungry. お腹が空いた(空いたばかり) I am hungry. お腹が空いた(空いている) I got a boyfriend. 彼氏が出来た |
のように、通常 get 〇〇の形で使うと「〇〇が起きたばかり」というニュアンスになります。しかし、このget alongだけはそうではなく、例えば、
I get along with my boss. 私はボスと仲が良い。(現在ボスとうまくやっている) |
と言ったような、以前から良好な関係を保っているのような意味合いになります。
Did you get along with your old boss? I got along with my grandpa when he was alive. |
と got alongのように過去形にすると「あの頃は仲が良かった」と過去の話になります。
A: Congratulations of your marriage! B: Thank you. But I don’t know How to get along with mother-in-law. |
例えば就職面接で
面接官: How do you get along with co-workers? どういうふうに普段同僚達と付き合いますか? |
という感じで、「どううまくやるか?=どううまく付き合うか」のような時にも使われます。
I can’t get along with my classmates. クラスメイト達に馴染めない。(仲良くなれない、うまく付き合えない) |
<Get alongはちょっと特殊2>
Get alongはあくまでフレンドリーにうまく付き合うというニュアンスです。
「私達は仲良しです」と言いたいなら、この言葉を使わず
We are very close. や
We are very good friends.
のように言った方が良いでしょう。 その方が誤解なく伝わります。
along というのはもともと「一緒に、1団になって」という意味があります。
なので一緒に衝突せずうまく付き合うのが、get along なわけです。
<Wellを一緒に使って強調する>
I get along well with new staff. 私は新人君と仲良くやっている。 |
wellを入れる事で、より良い関係を築けている感じがします。
2.Get along をものに使う
このGet alongは実は人以外にも使われます。
I’ll teach you how to get along with your computer. コンピューターに親しむ(馴染む)方法をお教えします。 |
パソコンが苦手な人に、パソコンをうまく使いこなせるように教えますよ、使い慣れてもらえるようにしますよと言っています。familiar に近い使い方ですね。
→〇〇に詳しいを英語で?
→慣れるを意味するGet used toの使い方
My smart phone doesn’t get along with my iMac. 私のスマフォとiMacはうまく連動できない。 |
Get alongとは衝突しないでうまくやってく意味ですので、
うまく接続出来ないコンピュータープログラム同士などにも使う事が出来ます。
まとめ
というわけでGet along の感覚を掴んでもらえたでしょうか?
1.get along = 衝突なしで、フレンドリーにうまく付き合っている事
2.Don’t get along = うまく付き合えない、険悪になってしまう
という感じです。
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