must be able to
have to be able to
の使い方について解説していきます。
3パターンあるのでそれぞれどんな場面で使えるか例文で解説していきます。
1.Must be able to =出来なきゃいけない
Must be able toは基本的には「出来なきゃいけない」の意味で使われます。
If you want to work at that company, you must be able to use a fork lift. もし君があの会社で働きたいなら、フォークリフトが扱えなきゃダメだ。 |
のように、〇〇出来なくてはならないの意味で使います。
これは言い換えれば「〇〇出来る必要がある」ですから
You need to be able to use a fork lift. フォークリフトを扱える必要がある。 |
のように言っても意味は同じです。
「出来るようにならなくてはならない」の意味で使えるか?
例えば、「英語が話せるようにならなくてはならない」と言いたいなら、
I must be able to speak English well. I have to be able to speak English well. |
で通じます。つまりmust be able to を「ならなくてはならない」の意味でも使えるという事です。
<Have to be able to とは言えるのか?>
must be able to と同じ意味でhave to be able to もよく使われます。
The super hero have to be able to fly. スーパーヒーローは飛べなきゃダメだよ。 |
のような感じで、must be able toと同じ意味で使えます。
<Can have to は使えるか?>
これは正直使わないですね。「なくてはできる」という意味になってしまうので、こういった言い方はしないです。be able to have to も同様に使わないですね。
2.must be able to = 出来るに違いない
もう1つ、must be able to には使い方があります。
This computer must be able to play the online game without any problems. このPCならオンラインゲームも問題なくプレイできるはずだ。 |
例えば、あなたが以前使っていたPCは古くてオンラインゲームなどをやるとすぐにフリーズしてしまうとします。そして新しいPCを買いに電気屋さんに行くと、上記のセリフで店員さんが「このPCならプレイ出来るはずだ」と最新のPCをオススメするという感じです。
このように「出来るはず、出来るに違いない」の意味でもmust be able toは使います。ただ、この意味の場合はhave to be able toは使いません。
例えば、映画The matrix revolutionsでも
スミス:You must be able to see it, Mr. Anderson. You must know it by now. You can’t win. It’s pointless to keep fighting. 「アンダーソン君、君には見えてるはずだ。すでに分かってるだろう、君は勝てない。これ以上戦う意味なんてないじゃないか」 |
このように、「見る事が出来ているはず」のようなニュアンスでmust be able toは使ったりもします。
3.must be able to =なきゃ困る
これはちょっと特殊なパターンですが、例えば、
Could you repair this computer as soon as possible? I must be able to use this computer. 出来る限り早くこのPCを直してくれないか?使えないと困るんだ。 |
これは本来のmust be able toの「出来なくてはならない」の意味を応用して使ったパターンです。仕事で使ってるPCが突然故障してしまったとして、急いで修理に持っていき、「このPCが使えないと困るんだ」というニュアンスを「must be able to use =使えなくてはいけない」を応用して言っている感じです。
この使い方はHave to be able toでも同様に言えます。
というわけで、参考になりましたでしょうか。