パニック時にpanicという単語は実際に使われるのですが、I’m panicという言い方はしません。ここではpanicの使い方とそれ以外によく使われる言い方も解説します。
1.Panicはこう使う!
例えば、友人が料理中に指を少し切ってしまってパニックになっているとします。
Don’t panic! It’s not a big deal! パニックになるなよ!そんな大事じゃないだろ。 |
このように、panicという単語自体は使います。
When I see a cockroach, I always start to panic. ゴキブリを見かけると、いつもパニックになる。 |
のように使えます。ただ、panicという言葉は「パニックになる」という「動き(動詞)」なので、I am panicとは言いません。
He started to panic. 彼はパニックになった。 people began to panic. 人々はパニックになった。 |
のように、startやbeginと組み合わせる事で「パニックになる」と表現します。
もしくは
When the earthquake struck, I was in a panic. (I was panicked.) (I was panicking.) あの地震が来た時はパニック状態だった。 |
のように使う事は可能です。ようは
I’m panic ✖ I’m panicked. 〇 |
というわけです。
2.panic以外でよく使う言い方
パニック状態を表現する言い方でもう1つとてもよく使われる言葉があります。
Tom freaked out when I show a ghost photo. トムに心霊写真を見せたらパニックになった。 |
極度に精神的に耐え難い苦痛状態になった事をfreak outと言います。
この場合だったら、大声で叫びだしたりなど制御不能になる事です。
例えば、映画The hangoverでは、
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これは結婚式当日に婿と友人達が音信不通になり、その友人からやっと連絡が来た時の花嫁トレイシーのセリフです。
このように、結婚式当日に花婿が来ないなどのような、極度のストレスで震え上がるような状態になっている時にfreak outを使います。ちなみにこれ
You freak me out! You are freaking me out! あなたは私を震え上がらせてるわ |
のように使う事も出来ます。上の映画のセリフもYou guys freak me out!と言っても良いわけです。
What the hell is this? It freaks me out! なんじゃこりゃ!気持ち悪い! |
のように、恐怖心を煽るような不気味なものを見た時にも使ったりします。
これはビックリした!という気持ちにも近いですね。
freakというのはもともとオタク、変人、など奇妙なものを指す言葉で、それが転じて奇妙な状態になるのが、freak outだと思ってください。
というわけでパニック時の表現方法理解できたでしょうか。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 →びっくりするを英語で?わっ!と驚かされた時の言い方はsurpriseとは違う!? |