誤解のない英語の「受け身」の使い方。~されると考えるから間違える!

受け身英語英会話初心者がぶつかる最初の壁とも言える「受け身」表現の使い方を解説していきます。

「される」と「させられる」で混同したりして分かりづらいですよね。

難しい文法用語抜きで解説するので、気を楽にして読んでくださいね!必ず理解出来ます!

1.受け身の基本

次の例文を見てください。 stolen

A guy attacked me and took my bag.
ある男が私を襲撃し、カバンを奪った。

上記は普通の文章です。そして

My bag was taken by a guy.
私のカバンはある男に取られた。

と「my bag」の視点で言う場合は受け身になります。

「〇〇される(された)」「〇〇れる」というのが、受け身なわけです。

受け身のセンテンスの作り方は be動詞+過去分詞です。
つまり、is am are と

take – took – taken

だったら、〇〇 is taken のような形で受け身では使われるという事です。

*詳しい時制については後ほど説明します。

2. 「~される」のか「~れる」のか

受け身を勉強していると変に考えすぎて混乱してしまう事がよくあります。例えば、

I was born in 1980.
1980年に生まれた。

私が小学生の頃の国語の教科書に「I was born は産まされるだ。そう英語の世界では子供は産まされるという感覚なのである」なんて書いてた話があり、今でもよく覚えているのですが、いやいや、あなたそれ激しく誤解ですよ(汗)と今は思います。

確かに受け身の基本は「される」です。

I was attacked.
アタック(襲撃)された

と訳すのは正しいです。

しかし、

My beer was drunk (by Bob).
私のビールは飲まれた(ボブに)。

というのは、別に「飲まされた」わけじゃないですよね
飲まされた=「お前、これを飲め!」と強要されたという事であり、
上記の my beer was drunk はそんな事を意味してません。「飲まれた」です。

もし飲まされた(飲む事を強要された)と言うなら、

He forced me to drink beer.
彼は私にビールを飲ませた。
(私はビールを彼に無理やり飲まされた。)

のように表現します。

そう、ここを誤解しないで欲しいのです。
受け身に強要させる意味はありません

だから最初の I was born. だって「産まされる=産む事を強制されている」わけじゃないのです。受け身というのは厳密には「〇〇れる」なのです。

例えば、じゃあ broke

A: Can I borrow your phone?
あなたのケータイ貸してくれる?

B: No, because my phone is broken.
それが、私のケータイ 〇〇

と言った場合、あなたならなんて訳しますか?

これは「私のケータイ壊れてるの」です。

「壊された」と言いたいなら

Someone broke my phone.
誰かが私のケータイ壊した

のような言い方になります。 もしくは

My phone was broken by my baby.
私のケータイうちの赤ん坊に壊されちゃって。

と、by 〇〇と付ける事で、壊されたの意味にもなります。

*この「壊される」は強要しているわけではなく、強要なら「壊させる」です。なので受け身でも言えます。breakの受け身は「壊れる」「壊される」の2つがあるので、確かにちょっとややこしいですが、今回のようにbyを付ける付けないなどで判断できます。

3.受け身の時制に要注意!

受動態の厄介な所は、現在形なのか過去形なのかこんがらがる所です。

例えば、
I was born.というのも、I am born となぜ言わないかというと、

I was born. 私は生まれた
I am born. 私は生まれる
I will be born.
私は生まれる予定

というふうな訳になるからで、すでにあなたは過去に生まれてるわけですから、
I was bornになるわけです。

もともと、bornも

bear – bore – born

の過去分詞だったりします。だから、

She bore a baby.

と言えば、彼女は子供を産んだの意味になります。もしくは、

She gave birth to a baby.

という言い方をしたりします。

 

なので、「〇〇れた」のような表現なら、基本は「I was」と過去形を使います。

My cake was eaten by my big brother.
兄にケーキを食べられた。

しかし、これはじゃあどうでしょう?



I’m tired.

これももともとは「tire=疲れさせる」という言葉が受け身となり、
「I’m tired. = 疲れている」という言葉になっています。

ただ、ここで変に文法にこだわらないで欲しいのです!

疲れてる時に「疲れた~」って言いますよね。だから「I’m tired =疲れた」で訳はあってます。というのもI was tired.と言ってしまうと「疲れてた(けど、今は疲れてない)」という意味になるからです。tired

A: Why did you not answer my call?
なんで電話出なかったの?

B: Sorry, I was tired & I was sleeping.
ごめん、その時疲れてて寝てたんだ。

そう、Bさんは電話がかかってきた時は疲れてたし寝てたわけですが、今は起きてるし疲れも取れてるわけです。だから I was tired.は「あの時は疲れてた」であって、今疲れたなら、I’m tiredです。こういう所注意です。

ちなみに疲れたばかりなら、I got tired. と言ってもOKです。beはgetに置き換える事が出来ますし、それは受動態でも同じです。 marryという結婚を意味する単語もよく受動態で使われるのですが、

I’m married. 結婚してます(既婚者です)
I got married. 結婚しました(新婚です)
I was married. 結婚してました(バツイチです)
I’m getting married. 結婚します(婚約してます)

このような時制の変化があるという事です。

→beとgetはなぜ入れ替えられるのかはbe動詞の記事参照

4.受け身の進行形

正直、これは中級者向けで実際の会話ではそうそう使う事は無いのですが、一応参考までに載せておきます。

 

The dog was washed by his owner. So now, he is clean.
犬は飼い主に洗われた。だからその犬は今は綺麗だ。

例えば、これを「(今、目の前で)犬は飼い主に洗われている」と表現するにはどうしたらよいかというと、

The dog is being washed by his owner.

と表現します。

The dog was washed. 犬は洗われた

The dog is washed. 犬は洗われる

The dog is being washed. 犬は洗われている

こういうニュアンスの違いがあるという事です。

これは1つのセンテンスに

・The dog is washed by owner. 犬は飼い主に洗われる

・The owner is washing the dog. 飼い主は犬を洗っている


The dog is being washed by his owner.

という、受け身と現在進行形の両方が合体した形になっており、故に

is being 〇〇ed のような形になっています。
本来の受け身の is ~ed の間にbeing を挟むと覚えてください。

こういう言い方も稀にですが使いますので、参考までに覚えておくと良いと思います。

まとめ

受け身が難しく感じる理由は「無理やり日本語に直訳しようとするから」というのが大きいと思います。そうではなくて「感覚」で考えてください。

さっきの I’m tired. も一緒で、疲れてる時に「疲れた」って日本語では言うんです。だからそれを無理に「疲れたは過去形だから」などと文法的に考えるとかえって誤った話し方を誘発します。文法的にではなく英語の「感覚」を意識してください。

最終的には英語で英語を考えるようにすると迷いはどんどん無くなっていきますが、最初は無理なのは分かります。私も最初は無理でした。英語が話せる友人が英英辞典が必要と言う意味が理解出来ませんでしたが、英語で英語を考えれるようになってからは英英辞書的に考えるのも大事なんだと実感してます。

なので受け身=「される」のように覚えてしまうと、先ほど解説したような「強要される」と誤解する事も出てきますので、迷った時は受け身っていうのは強要ではなく、受けている立場なんだという「感覚」を思い出してください。

 

強要されるを意味する「させる」は違う言い方です。下記で徹底解説してます。混同してしまう人は要チェック!

「〇〇させる」を英語で?強要度で変わる2つの言い方

またbe動詞を理解なくして受け身は使えません。苦手な人はこちら

be動詞の意味と使い方。困惑する原因はbeをdoの仲間と認識してないから!

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