とてもよく頂く質問で、英語でお疲れ様はどう言えばいいですか?というのがあります。
確かに私もオーストラリアに来て現地でバイトを始めた時、仕事が終わった後なんて言えばいいものかと迷ったものです。
ここでは、お疲れ様に近い使える英語を紹介したいと思います。
まず、いちばんお疲れ様に近しい言葉でTake care! という挨拶があります。
Take care自体には「お大事に」や「気を付けてね」的な別れ際の挨拶としてよく使う言葉なのですが、これは仕事の帰りに使えば「お疲れ様」的にも使える言葉です。
→Take care や Take care ofの詳しい使い方
例えば、アメリカのドラマ 「The office」のシーンを上げると
マイケル(上司): Ok, all right. See you later |
上司が部下の様子を見に来て、そして自分の部屋に戻る際に
See you later と言ったのに対して、部下のジムは「take care」と言っています。
また映画 Iron manでは
秘書のペッパーが重役オビ―の部屋を出る際、後ろからオビーが 「take care」とやはり声をかけています。 |
この感覚として、やはり日本語に訳すなら「お疲れ様」だなと言えます。
ただこれはあくまで帰り際に使う言葉です。
<Take care を使うのは別れ際のみ!>
例えば、閉店の時間が来て、じゃあ閉めようか!今日もお疲れ!という感覚ではこの言葉は使いませんし、仕事中すれ違った上司に「お疲れ様です」という代わりに「Take care」なんて言ったら変な顔をされるのは間違いありません。その辺、気を付けてください。 |
閉店時間が来て「今日もお疲れ!」と同僚に言うのなら、あえて使える言葉とすれば「Good job」かなぁと思いますし、「Well done!」などと言ってもいいと思います。ただ「good job, well done」などは「よくやった!」という感じがやはり強いですね。日本の「おつかれ~」の感じとはちょっとやはり違います。自分の実体験から言ってせいぜい言うのは「Let’s go home!」位なような気がします。
もしあなたが上司で部下たちをねぎらう「お疲れ様」なら
Thank you for working so hard, guys! |
などと言うのもありだと思います。
上司や同僚と廊下ですれ違う時も普通に「Hi!」「Hello!」「How are you, Sir?」などの一般的な挨拶を使う感じです。ちなみに上司などには語尾にSirと付けると敬っている感じが出ます(ただし男性の上司に限ります)。
そんな感じで、おつかれ様に相当する言葉は「Take care」だけど、あくまで別れ際にのみ使う言葉であるという事を覚えておいてください。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 → Take care, Take care of の意味と使い方。実践で役立つ! |