ここでは、This one, Red ones のようなoneの使い方について会話例で分かりやすく解説していきます。
Itと似たような使い方をしつつも、いまいち使い方が理解できない人も多いと思いますが、この記事を読んでもらえればバッチリです!
1.oneの使い方
まず、oneとは何なのかというと、何かを繰り返し言う時に使う言葉だという事です。
例えば服売り場に来ているとしましょう。
で、上の文章の5つのoneは全部「T-shirt」の事を指してるわけです。では実際にこの文章のoneを全部T-shirtに置き換えてみましょう。
A: So what do you wanna buy? B: I wanna buy a T-shirt. Oh, I think This redT-shirtis good! A: I think the redT-shirtis better. |
となっても全く意味は同じなわけです。でも同じ言葉(特に長い言葉なら)繰り返すのはとても面倒臭いですよね?だから英語ではoneに置き換えてるわけです。
日本語でも「赤い奴」のように「奴」によく置き換えますよね。それとまったく一緒という事です。
one = ヤツ
使い慣れるととっても便利なのが、oneなんです。
2.Oneとitの違い、使い分け
たまにoneとitどっちを使えばいいのか分からないという意見も頂きますので解説します
A: Do you have a pen? B: I have only the red one. A: It’s OK. I’ll borrow it. Thanks. 「ペン持ってる?」「赤い奴しかないけど。」 |
日本語訳でも分かると思うのですが
〇〇な奴= 〇〇one それ、あれ = it |
なわけです。まず、oneは単体では使いません。
This one That one red one big one good one |
など、必ず前になにか種類を表す言葉と一緒に使います。
A: Do you have a green pen? B: No, I don’t have it. But I have the red one. |
緑のペンを持ってるか、持ってないかを答えるだけなら、itです。
「それは持ってない」ですから。
しかし、赤いペンならあるよ、と別の色を提案したい場合は、
red pen → red one なわけです。
3.onesとなる場合(oneの数の指定)
oneにも一応、数の指定が適応されます。例えば
A: I want to buy these tomatoes. B: No I want these ones. 「こっちのトマトがいいよ。」「いや、こっちの方がいいよ」 |
なにか「tomatoes」のように複数の物に対して使いたいなら、onesとoneを複数形にします。
例えば、
A: Can I have one? B: OK. Take it. A: Ah, Can I get a pink one too? B: Sure. You wanna try this green one too? |
最初のoneは単純に「1個」の意味で使ってます。このように単体で使うなら「1つ」の意味です。で、「a pink one」と「a」が入ってますよね。このように1つなら「a」を一緒に使うし、2つ以上なら「ones」と「s」を付けるわけです。
ただ、最後の「This green one」のように「This」とか「the」なんかが付いてるなら、「a」は要りません。詳しくは下記の記事で解説してます。
→a, an を付ける時、付けなくて良い時を見分ける4つのポイント
まとめ
というわけで、oneの使い方理解出来たでしょうか。シンプルに考えてください。
Oneは
1.同じ単語を繰り返す場合はoneに置き換える 2.this one, blue oneなど、必ず種類をくっつけて使う 3.単体で使う場合は「1つ」を意味する |
という事です。
実際に会話をイメージしてシャドーイングで良いので、自分で使ってみてください。一度使い方が分かると実践でもパッと使えるようになりますよ。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 → The one の意味と使い方。You are the one ってどういう意味?
こちらも参考になります。 → a, an を付ける時、付けなくて良い時を見分ける4つのポイント |