英会話をするものに取ってつきまとい続ける悩みとして、is are の使い分けがありますよね。本当にこれは英語の最大に面倒くさい部分だと思います。
ここでは「Two is, two are どっち?」のように、分かりづらいものをどう判断していくのかを話していきます。
1.Two is , Two are どっちが正しい?
実は、正解を言ってしまうと、両方正しいんです。
これは考え方の問題です。
Two is better than one. Two are better than one. |
「1人より2人の方が良い」と言う意味ですが、この言葉もis, are 両方使われます。
2人=人数と捉えるなら are を使うし、
「ふたり」という1つの言葉や状況と捉えるなら is です。
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3 minutes is 180 seconds. 3分は180秒だ。 |
上記のような場合、sが付いてるにも関わらず、isを通常使います。逆に
The first 15minutes are free. 最初の15分は無料です。 |
この場合は、areの方が使われます。
最初の 3 minutes is 180 seconds.というのは、あくまで「3分」「180秒」という言葉(単位)として捉えているので、isを使い、逆に「最初の15分」のように流れる時間に対してはareを使います。つまりイメージ次第という事です。
10min is too short. 10min are too short. |
これも基本的にどちらでも構いません。isの方がむしろ多いです。
「10分っていう物は短すぎる物だね!」
「10分間じゃ短すぎるなぁ」
と、10分という1つの単位として定義するか、1から10までの時間の流れと定義するかで、変わってきます。結局の所、どちらでも良いのです。
2.続く言葉にもよる?
Hiragana is a kind of Japanese character set. ひらがなは日本語の文字セットの1種だ。 Hiragana are used in a sentence with Kanji. |
これも「ひらがな」という1つの種類と見るならisを使うし、46個の文字群と見るならareを使うわけです。まあ、こういう特殊な物はそうそう無いので、心配しないでください。これも本来は常にisを使うべきです。そしてareを使うなら、
(46) Hiragana (characters) are と文字が隠れてると思ってください。実際ちゃんと46 characters を言った方がどっちを使うべきかが解りやすくて良いと思います。
なので、実際の所は、後ろの言葉に左右されるわけではなく、is areより前の言葉の数によります。ただ、There is, There are だけは、後ろの言葉に左右されるというわけです。
まとめ
というわけで、いかがでしたでしょうか?基本はいつもの文法ルールである
・1つや数えられない物に対してはisを使う ・複数のものにはareを使う |
を適用すれば良いわけで、さらに今回のような数字関連はどちらも使えると考えておけばOKです。あまり気にしすぎも逆に話せなくなるので良くないです。
ネイティブだってis are に関してはどっちがどっちだと議論が湧き上がりますし、間違える事だってあるんです。なのにネイティブでない我々がネイティブより気にしすぎて話す事に億劫になってしまったら本末転倒です。
なので、ある程度普通に会話出来るようになるまでは、あまり気にせず話し、徐々に「こういう時はAreの方がいいかな?友達はAreを使ってたな」とかチョコチョコ修正していけば良いわけです。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 →There is, There are の意味とチートな使い分け |