Good afternoon! Good evening!などと挨拶で使う時間表現ですが、これらっていつからがAfternoonでいつからがeveningなのか非常にややこしく感じますよね。
ここでは、morningやnightなどの様々な時間帯表現を含めて、どうすればこれを解りやすく覚えられるか、どういう風に挨拶では使うかなどを解説していきます。
1.Afternoonを理解する方法
英語圏の朝昼晩の感覚として、1つ重要な単語があります。
それは[noon]です。
noonというのは、お昼の12時、つまり正午の事です。 |
なので、afternoonというのは「正午のあと」という意味ですから、
つまりお昼過ぎの事を表現してるわけです。
挨拶としては、
・Good morning! = お昼の12時まで ・Good afternoon! =お昼の12時過ぎたら |
なわけです。こう覚えるとAfternoonの感覚が分かると思います。
2.Eveningの理解
では、Eveningがいつなのかというと、これはAfternoonとNightの間です。
これは「こんにちは」が「こんばんわ」に変わるのと同じ感覚で、日没時からがEveningだと思ってください。
一応、Wikipediaの定義だと、夕方4時から夜9時頃までは使えるという事になってます。
なので、使い分けをまとめると…
<挨拶を切り替えるタイミング>
Good morning | 午前中に使う |
Good afternoon | 昼12時過ぎたら使う。夕方4時位までは使う。 |
Good evening | 日が沈んで暗くなってきたら使う。 |
Good night | 完全に夜。「おやすみ」の意味や別れ際の挨拶として使う。 |
という感じです。
Good afternoonからGood eveningには、
「こんにちは」から「こんばんわ」に切り替わるのと同じだと考えてください。
まだ日が沈んでないのなら、Good afternoon! と言えばいいですし、暗くなってきたなぁと感じたらGood evening!と言う感じです。
<出会いと別れの挨拶での使い方の違い>
例えば、あなたが取引先の会社に行ったとしましょう。受付嬢に挨拶します。
午前中なら Good morning. 昼過ぎから通常の勤務時間内なら Good afternoon. アフター5のような残業時間帯なら Good evening. |
と言います。
で、取引先との話が終わって、帰りにもう一度受付嬢に別れのあいさつをします。
午前中なら Have a good day! 昼過ぎなら Have a good afternoon. みんなが帰る時間帯なら Have a good evening. もう夜なら Have a good night! |
という感じです。
別れ際の挨拶としては「これからよい時間を!」という意味ですから、まだAfternoonを十分過ごせる時間、つまり昼過ぎならHave a good afternoon.と言えばいいですが、もうAfternoonが終わりかけの3時4時なら、Have a good evening. を使った方が良いです。
Afternoonが終わりかけなのに「afternoonの時間を楽しんで」といっても楽しむ時間なんて残ってないからです。
仕事が終わって帰る時に挨拶するならHave a good evening!と言えば、アフター5や夕食を楽しんで!という意味になりますし、Good night! というと、夜の時間(パーティなど)を楽しんでください。またはおやすみなさいという意味になります。
<時間帯の表現>
morning | 日が昇る頃、朝5時前後~昼の12時まで |
noon | 正午ちょうど |
afternoon | 昼12時過ぎ~4時頃(日が沈むまで) |
evening | 日が沈む5時頃~夜9時頃まで |
night | 夜、日が沈んだ後~日が登るまで |
midnight | 0時 |
after midnight | 0時過ぎ~深夜 |
こんな感じです。つまり太陽の動きで基本的には言い方を切り替えているという事です。
例えば夜7時位でも真夏のように太陽がまだ沈んでいないのなら、Afternoonと表現するネイティブもいます。暗くなったらeveningという感じです。(と言っても日本人が明るい夜でもこんばんわと言うのと同じで、基本的には時間的に日が沈む時刻ならeveningで良いです。)
なので、例えば待ち合わせをするとして、
・See you tomorrow morning! は明日午前中に会おう!という意味で使えますし、 ・See you at noon! と言えば、正午ちょうどに待ち合わせという意味です。 ・See you this afternoon (See you in this afternoon) で、昼から夕方の間に会う ・See you in the evening. (See you in this evening)で、今日の放課後に会おう ・See you tonight. (See you at night)で今夜会おう |
感覚的にはこんな感じです。
特にeveningとnightは大幅にかぶってますので、日が沈んだ後ならどちらを使っても良いです。eveningというとアフター5から夕食時な感じがしますし、nightと言うと夕食時から真夜中にかけての感じがします。
そんなわけで、Afternoon と Evening の感覚理解出来たでしょうか。
・Afternoonはnoonの後だから昼過ぎ ・日が登ったらmorningで日が沈んだらevening |
と覚えると忘れないと思います。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 |