「〇〇さんにアタックする」のようなアタックに
英語のAttackは使いません。
使うと大変な意味になってしまいます。
ここでは、Attackの実際の意味と、
日本語的なアタックするを
英語でどう言うかを解説していきます。
1.Attackはアタックするではない?
例えば「私、A君にアタックしてみる!」をもしAttackで言ったとしましょう。
すると、
I’ll attack him! 私は彼を襲撃するわ! |
実際、英語のAttackはどういう時に使われるかというと、
The guy attacked me & took my bag. ある男に襲撃されてバッグを奪われた。 (ある男が私を襲撃した。そして私のバッグを盗った) I got attacked by a shark! |
というような、襲撃に使う言葉です。
なので、恋のアタックのような意味ではAttackは使えません。
2.恋のアタックの場合
恋のアタックの場合は、単純に「告白する」という意味合いになると思います。
この場合は
I’ll confess my love to him. 私は彼に告白するわ。 |
のようにconfess my love という形が「アタックする」にあたるでしょう。
もしくはProposeを使っても良いですが、
Proposeだと結婚のための告白という感じがしてお固いので、
上の言い方の方が気軽に使えます。
もしくは「ちょっとアタックしてみるよ」「何度かアタックしてみるよ」的な意味の
アタックならそれは「相手の気を引くようにしてみる」という意味でしょうから
I’ll try to attract him. 彼の気を引けないか試してみるわ。 |
というような言い方がアタックに近いと言えます。
attractとは相手を楽しませる、誘惑するような意味合いがあります。
遊園地の乗り物をattractionと呼びますが、そういう風に楽しませるという事です。
恋のアタックの意味でattractを使うなら、露出を増やしたり、化粧したり、
相手が好きそうな事をやってみたりと、つまり気を引くという意味です。
もしくは「相手に近づく、親密になれるように行動する」というアタックなら
I’ll try to get close to her. I’ll try to get closer to her. なんとか彼女にお近づきになれるように頑張ってみるよ |
というような言い方もあります。
これなんかも日本語のアタックしてみるに近いと思います。
get close to で「近づく、親密になる」という意味があります。
closerとすると「より近づく」という感覚がでます。
3.単純にアタックするならtry
ようはアタックするという意味は何かにチャレンジする事ですよね。
なので、Tryを使えばアタックするの意味になります。
I’ll try to get a job at Canon. キャノンで働けないかアタックしてみるよ。 |
I’ll just try again & again until I get a satisfied result. 納得行く結果が出るまでアタックし続けるのみ! |
のような感じで使えるでしょう。
という具合で参考になりましたでしょうか。