bookというと本を連想すると思いますが、I’ll book.のように使う事も多々あり、これだと意味が変わってきます。今回はこのBookの使い方について説明します。
<bookの意味は予約>
例えば、あなたが旅行に行く話をしていると友達が
Did you book the ticket? |
と言ってきました。これはどういう意味かというと「チケットは予約済ですか?」という意味です。
このように、bookは「予約する」の意味で頻繁に使われます。日本語でも「ブッキング」という言葉を使いますよね。ブッキングとは「booking」なわけです。
客:Hello, I want to change the booking. あの、予約の変更をしたいのですが。 受付: When did you book? 客:1 week ago. |
という感じで、「予約する=book」「予約=booking」です。
BookとReserveはどう違う?
基本的にはReserve, Reservation とbook, bookingは入れ替え可能ですが、厳密に言うと、
booking =予約 reservation = 確保 |
であり、
例えば、旅行代理店で、
客:I booked seats. 店員:Yes, but we made a mistake & we couldn’t reserve your seats. 「席予約したんだけど」「はい、しかしこちらのミスで席は確保出来ませんでした。」 |
このように、bookはあくまで「予約する」という意味だけです。
それに対してReserveはその予約分の席をちゃんと「確保する」所まで含まれています。
なので例えば、あなたが部屋探しをしていて、不動産屋と部屋見学に来ているとします。
あなたは部屋が気に入ったので、「この部屋を確保しておきたい」と言うなら
I want to reserve this room. ◯ I want to book this room. ✖ |
なわけです。 bookというのは、あくまで「◯月◯日に使います」のような予約の事ですから、こういう「場所の確保」のようなものには使いません。
お花見の場所取りなども同様ですが、ああいうものは確保は出来ても、予約は出来ないですよね。そういう場合は、Reserve(もしくはtake)を使うわけです。
bookを使う物は大抵「チケット」として売り出してる物です。
・ホテル ・飛行機 ・映画、コンサート |
など、「◯月◯日分の席を〇〇個予約します」のような形の物に使います。もちろんこれらにReserveを使ってもなんら問題はありません。
<問題>
では例えば、歯医者に「予約したいんですが」と電話するにはどう言えば良いですか?
とappointmentで言います。
Can I book an appointment?でも一応OKです。
職場の取引先に会う約束など、人との時間の約束的なものにはappointmentを使います。
まとめ
というわけで、まとめると
1. bookには「予約する」の意味がある 2. Reserveは「予約+確保する」事を指す。 3. 人と会う約束ならhave an appointmentを使う。 |
という具合です。参考になりましたでしょうか。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 → Can、Couldの意味と使い方。Can I, Can youで考えれば話せる! →PR: Have an appointmentのように、haveのような簡単な単語にこそ実は英語を話せるようになるヒントが |