雨が降ると言っても、it’s raining なのか、it rains なのかなど、天気の言い方はなかなかややこしいですね。
ここでは、rain の使い分け方や雨が降る表現法を解りやすく解説していきます。
1.Rain, Rainy, Rainingの違い
It rains. It’s raining. It’s rainy. |
It is rain. はちょっと微妙です△。(ネイティブ的な言い方ではないです。)
で、これを使い分けるとするとまず、
It’s raining.=今まさに降っている。一日降り続いている。
It’s rainy.=さっきまで降ってて地面が濡れてる。降ったり止んだりを繰り返してる。
といった感じです。
で、例えば「明日は雨だね」と天気予報を見て言うなら、
It will rain tomorrow. = 降るだろう It might rain tomorrow. =降るかも It must rain tomorrow. =降るに違いない |
のように、It rains に will, might, must などの助動詞を足した言い方になります。
What should I do when It rains on the trip? 旅行中に雨だったら何しようか? |
2.雨の激しさ
雨の激しさはよく下記のように言い分けられます。
It’s pouring.(プアリング) It’s raining hard. It’s raining heavily. It’s raining lightly. It’s drizzling.(ドゥリズリング) It’s misting. | 土砂降り 激しい雨 激しい雨 小雨 パラパラ雨 霧雨 |
ひとまず、heavily (hard), lightly と組み合わせれば強弱を言えるという事だけ覚えておけば良いでしょう。こういう組み合わせは雨に限らず様々な表現で使えて便利です。
ちなみにHeavy rainという言い方は気象用語としては使いますが、
日常会話で It’s heavy rain とはあまり言いません。
使うならIt’s raining heavily.です。
例えば、pouring, drizzlingなどの表現は確かにネイティブに限ればよく使われます。しかしあなたが話す相手が必ずしもネイティブとは限りません。またいちいち全ての単語を暗記するのは非常に骨が折れますし、いざという時に忘れてしまうものです。 なので、必ずまずは raining hard のような簡単な組み合わせから使いこなせるようにしましょう。そういう言い回しの方が誰に対しても通じるのと、そうする事であらゆる表現に応用が出来るので、自力で話せるようになります。難しい単語はあなたが中級になってから覚えればいいのです。 |
3. It’s を基本的には付ける
一応文法的な事を言うと、
Today is raining. △ |
となります。基本的に天気は Itで表現する事になってますので、下の言い方の方が適切です。Today is raining でももちろん通じますが、文法が気になる人はIt’s rainingの形で常に話すように心がけましょう。もちろん、Today, it’s raining.でもOKです。
<雨に関する例文>
Today, I heard it will rain, so don’t forget to take your umbrella. Wow, It’s raining hard. It was rainy, but now sunshine is coming out. *Come out=現れる *I’m caught, I got caught で捕まる It suddenly started raining. And I got wet a bit. *[It rains+start]で[start to rain]の形が[start raining]になっている。 A: Did it rain today? |
というわけで参考になりましたでしょうか。