CoolとColdの違いは?冷たい、ぬるいなどの温度の表現方法

ぬるい英語英語で温度加減を表現するのは、英会話初心者にとっては最初は苦戦するものです。ここでは「ぬるい」なども含めてCoolとColdの違いや様々な温度表現について解説していきます。

1.温度表現の基本

まず、温度を表現する基本単語を整理してみましょう。

Hot 熱い(暑い)
Warm 温かい (暖かい)
Cool 涼しい
Cold 冷たい (寒い)

という感じです。では、状況別でどう使い分けるべきかを解説していきます。

2.水、液体の温度

2014-06-21_20h58_29例えば、冷たい飲み物と温かい飲み物をどう表現するか分かりますか?これは単純に

Hot drink
Cold drink

です。基本的には蛇口から出る水も Cold water と呼びますが、ただ本来、蛇口から出るような水の温度はCoolに属します。 実際は蛇口の水はTap waterと言います。Tapが蛇口という意味です。

例えば、プールの水などは温度的にはCool water です。
温水プールならLuke warm waterです。*のちほど解説
Coldというと、もっとしっかり氷に近い温度に冷やしてる感覚があります。

 

さて、ここで問題ですが「お湯」を英語でどう言うか分かりますか?

日本語と違って英語では、お湯だろうと水だろうと温度に関係なくWaterはWaterです。
で、どうやって言い分けるかというと、

Boiling water
Hot water
Warm water
(Cool) water
Cold water
Iced water
沸騰したお湯
熱いお湯
ぬるいお湯
常温の水
冷たい水
氷水

とそれぞれ頭に温度を付ける事で違いを表現します。
ただ実際にはCool water=waterですから、常温の水が欲しいなら
Can I have a glass of water? と言い、あまりCool waterという言葉は使わないです

ちなみに他にもたまにLuke warm water という言葉が出てくる事がありますが、これは本当にぬるま湯という感じです。ほんのり温めた水という感じの温度です。

3.ぬるいを英語で?

先ほど説明した通り、一応ぬるま湯はLuke warm water や warm water なのですが、じゃあ、実際に冷めて温くなったお茶やコーヒーにwarmを使うかというと、それはちょっと違います。

My coffewhattypee is not hot enough.
コーヒーの熱さが足りない=ぬるい

My tea is getting cold.
コーヒーが冷たくなってきた=冷めてきた

My hotcakes are getting a little cold. So I need to warm up.
ホットケーキが少し冷めてきちゃったから温めないと。

このように、冷めてしまったなら、colda little cold などを使います。
逆に温めたい時はWarm upを使うわけです。
そして日本語のぬるい=熱さが足りないなので、not hot enoughを使うわけです。

 

nothotMy room’s shower is not hot enough.
シャワーのお湯がぬるい

This coke is not cold (enough).
このコーラぬるいんだけど。

4.気温の表現

では、今度は気温が熱い、寒いなどの表現ですが、 hotwarm

It’s hot today! = 今日は暑いね!
It’s warm today! = 今日は温かいね!
It’s cool today! = 今日は涼しいね!
It’s cold today ! = 今日は寒いね!
It’s freezing today! = 今日は超寒い!

感覚的にはこんな感じです。

ちなみにクーラーの事をcoolerとは呼ばず、Air conditionerと呼びます。日本語のエアコンの正式名称といった所ですね。
toocold2
で、例えばクーラーが効きすぎじゃない?と言いたい場合は、 toocold

A: It’s too cold, isn’t it? We should power down.
ちょっと寒すぎないか?パワーを下げようよ。

B: I don’t think so. It’s not cold enough for me.
そうは思わないけど。私としたら涼しさが足りないくらいだわ。

という感じで、クーラーが効きすぎてる場合は、too coldを使います。
Too coolとは基本的には言いません。もし言うとしたら「かっこよすぎる」という感情表現の時です。

また涼しさが足りない時もnot cold enough(十分冷たくない)という言葉を使います。
これは水の冷たさが足りない時も同様です。

熱さが和らいできて、涼しくなってきたというなら
It’s getting cool! とCoolを使います。

 

It’s getting cold. (寒くなってきた)
It’s getting cool. (涼しくなってきた)
It’s getting warm. (暖かくなってきた)
It’s getting hot. (暑くなってきた)

と使う事が出来ます。

ただCoolだけ口語ではあまり温度に関しては使わない傾向があります。
涼しいというのは心地良い温度なので、

It’s good temperature! It’s pleasant.
いい気温だね。心地よいね。

Hey, here is air conditioned. It’s really nice!
ここはエアコン効いてるよ。最高だわ。

などのように、Coolと言うよりは、GoodとかNiceとかPleasantとかそういう「良い」という言葉で表現する方が多いです。先ほども水の温度も同様でCool=常温水なので使う必要がなく、むしろCoolというのは「かっこいい」の意味の感情表現時に使う事がほとんどです。確かに

It’s cool today! 今日は涼しいね

で使えるのですが、どちらかというと、

A: Today, it’s a little bit cold, isn’t it?
今日はちょっとだけ寒くない?

B: For me, it’s good temperature!
僕にとってはちょうどいいけどなぁ。

のように言う方が多いです。

5.coolとwarmの定義

さて、今まで説明してきて、じゃあ、結局CoolとWarmってどう捉えればいいの?よく分かんなくなってきたという方のために、CoolとWarmがなんなのかを説明します。

確かに

Cool = 涼しい
Warm = 暖かい

なのですが、

この2つは実際の会話で使う時は

Cool = 冷ます(冷やす)
Warm=暖める

の意味がメインなのです。

例えば、エンジンを冷やす部品をCoolantと言いますし、保冷BOXはCooling boxです。
逆にLeg warmerなど温める物にはwarmが使われます。

 

My computer is too hot. I need it to cool down.
パソコンが熱すぎる。冷まさないと。

Do you want to warm up your soup?
君のスープ温めようか?

など、「動詞(〇〇する)」の形で、「冷ます」「暖める」で使う事が多いです。
ちなみに

Can you make it hot? それを熱くしてくれる?(温めてくれる?)
Can you make it cold? それを冷たくしてくれる?(冷やしてくれる?)

など、make hot, make cold で表現する事も可能です。

→makeで「させる」と表現する方法

まとめ

というわけで、温度表現の仕方、理解できたでしょうか?
基本的にはHot Coldを使い、それにenoughやa littleなどを組み合わせる事によって、自分が感じる温度を表現するという事です。そしてCoolの「カッコイイ」などの感情表現としての使い方も下記の記事で解説してますので、是非合わせて目を通しておいてください。

 

そしてCoolの「カッコイイ」などの感情表現としての使い方も下記の記事で解説してますので、是非合わせて目を通しておいてください。

→ Cool!の意味<実際の英会話でどういう時に使える?>

こちらも読むと理解が深まります。

→makeで「させる」と表現する方法

雨が降るを英語で?rain, rainy, rainingでどう違う?

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