Cool!の意味<実際の英会話でどういう時に使う?>

cool使い方ネイティブの決め台詞「It’s cool!」みんな知ってるけど、実際どういう時にこのCoolを使えばいいのかって日本人としてはしっくりこないですよね。

今回はこのCool!の感覚について解説していき、皆さんにも実際の英会話で使えるようになってもらおうと思います。

1.良さを表現するCool

基本的には、なにかカッコイイものやちょっとすごいもの、面白いものを見た時に使います。

 

coolA: This is my new car.これが僕の新しい車だよ。
B: It’s cool!
カッコイイね。

A: Yesterday, I cut my hair. But I don’t think it suits me. cool2
昨日髪切ったんだけど、なんか似合ってないよねこれ。

B: I think it’s pretty cool, actually.
いや、実は結構カッコイイと思ってるだけど。

 

A: How was that movie?
あの映画どうだった?

B: That was pretty cool!
なかなか面白かったよ。

のように面白いという意味でも使えます。

A: Yesterday, I saw a Hollywood star by chance on the street.
昨日ハリウッドスターをたまたま道端で見かけたんだよ。

B: Wow! That’s cool!
おお、すごいねぇ!

のようになにかすごいと思った時に使ったり、

A: Would you like to go for dinner tonight, if you don’t mind?
もし良かったら今夜食事に行かないかい?

B: Ok, I’ll finish my work at 5. So we’ll meet around 5.
Are you ok with that?
いいわよ。5時に仕事終わるから、その時間辺りに会わない?

A: That’s really cool!
いいアイデアだね。そうしよう。

このようになにか嬉しい気持ちを交えた返事などにもCoolを使います。例えばBの「じゃあ5時に会いましょう」という返事に

OK!
All right!
Fine!

などと答えても良いわけですが、これだと単純に「その時間で問題ないですよ」と言ってる感じがして、味気ない感じがします。食事に誘ったら断られると思ってたのが、むしろ相手はノリノリで時間まで指定してきたわけですから、こういう時は「That’s cool!」のように言うと「それ、すごくいいね!」のような感じで、嬉しさを交えた返事になるわけです。他にもCool!と同じような返事で、

Good!
Great!
Awesome!

などがあります。どれも「いいね!」という感じです。つまりCoolというのはGood, Great, Awesomeの仲間で「いいね!」という気持ちを表現するものだと思ってください。「いいね」の中でも「かっこよさ」を強調してるのが、Coolという事です。

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A: Hey tomorrow we are going to the beach.
Would you like to join us?

明日ビーチに行くんだけど、あんたも一緒に来ない?

B: That’s cool! I’ll go.
いいね~!行くよ!

のように使えるわけです。

2.落ち着く意味のCool

Coolは元々は「涼しい」という意味ですから、興奮してる相手に「落ち着け」と言いたい時などにも使います。

例えば、緊張しやすい同僚が発表会の前にアタフタしだしました。 staycool

先輩: Stay cool! Just act cool. OK?
落ち着け。落ち着いたフリをしてろ。いいか。

Stayは状態を維持しろという意味なので、落ち着いた状態をキープしろと言ってる感じです。発表会では内心ドキドキしてても、落ち着いたフリをしろ、毅然としろとact coolで言っています。

また例えば、あなたが憧れの人とちょっとしたデートに行ける事になりました。デートの前日、その人が電話がありました。

A: Hey, Can I bring my little sister too tomorrow? She wanna join us.
あのさ、明日妹も連れてきていいかな?なんか一緒に来たいらしくて。

B: Yeah, I’m totally cool with that.
うん、全然問題ないよ。

なにかこういう突拍子もない事を言われた時に「ああ、大丈夫ですよ。気にしないですよ。私はそれに対して気分を害したり、イラっと来たりしてないですよ」という事を伝える時にCoolを使います。通常デートに誰かを連れてくるなんて言われたら頭が沸騰してきますよね。

Coolというのは落ち着いてる状態を表現してますから「全然私はそれに対してクールでいられますよ」という事を言ってるわけです。

なにか「イライラするどころかむしろいいアイデアですね~」的な雰囲気を醸し出したい時にこのI’m totally cool withというのを使います。割りとお世辞で使われる事が多いです。

内心ちょっとイラっと来てるけど、周りに合わせて穏便に行こうという時なんかにこのセリフを使う人が多いです。もちろん本当に良いアイデアだという気持ちの時にこのセリフを使っても構いません。

逆にこれは納得行かないという時は、I’m not totally cool with that!と言います。

もう一つ皆さんも知ってると思いますが、Calm down!という言葉あり、これも興奮気味の相手に「落ち着け」という意味の言葉です。CalmとCoolはほぼ同じもので、冷静さを意味する言葉なんです。

まとめ

そんなわけでCoolの使い方ご理解頂けたでしょうか?

Coolは「流行」を先取りしているような事に使われる傾向があります。より現代的であり、よりカッコイイと感じるものがCool!なわけです。日本語でいう「イケてる、イイね!」という感じの時に主に使われると思ってください。

Coolの本来の意味である「涼しさ」や「Coldとの違い」などについては次の記事で解説致します。

 

また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。

CoolとColdの違いは?冷たい、ぬるいなどの温度の表現方法
I’m fine.の意味分かってます?fineの3つの真逆な意味と簡単な覚え方
Why not の意味と使い方を分かりやすく映画のセリフも交えて解説!

Dr.アジ

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