will have to (be going to have to) must be going to |
2つのそれぞれの意味と違いを解説していきます。
1.will have to は 「行かなければならないだろう」
will have to は下記のような時に使います。
例えば、子供がお菓子を沢山食べてるのに、歯を磨かないとします。お母さんが言います。
If you don’t brush your teeth, you’ll have to go to the dentist soon. 歯を磨かないと、近いうちに歯医者に行かなければならなくなるだろう。 |
このように使います。
「ならなくなる」と訳してOKなの?
OKです。上の歯医者の例のように、
「近いうちに行かなければならないだろう」
=「近いうちに行かなければならなくなるだろう」
と意味は一緒なので、「ならなくなるだろう」の場合も同様に、will have to が使えます。
現在形のmustを使う時との違いは?
基本的には現在形のmustやhave toでも未来の予定は表現できます。
I have to pay the school fee in a week. 1週間後に学費を払わなければならない。 I’ll have to pay the school fee in a week. |
言ってる事は基本的に変わりませんが、I’ll have to の方がまだ「学費納入してください」という知らせを学校から受けておらず、完全に1週間後と決まってない感じがします。
でもそろそろその時期だよなと感じてるので、予想として「払わなきゃならなくなるだろうね」と言ってます。
逆にI have to pay の方はもうすでに期日が決まっている感じがします。
<you’re going to have toとしてもOK?>
基本的にwill have to と同様に使えます。
例えば、映画Fight clubのセリフでも
If I fall asleep, I’m done for. You’re gonna have to keep me up all night. |
のように使われています。正直これはYou have to keep me up と現在形で表現しても良いでしょう。
このセリフの場合は、まだ眠ってしまうような深夜になってないので、深夜になったら眠らないように私を目覚めた状態にさせ続けなければならないと言う意味で、gonna have to (going to have to)を使っています。
2.must be going to は「~に違いないだろう」
例えば映画館で眠ってしまう癖がある友人が映画に行こうと誘ってきたので、
You don’t watch it anyway. You must be going to fall asleep as usual. 行ったってどうせ見ないじゃん。またいつも通り眠ってしまうに決まってる。(眠ってしまうに違いないだろう) |
というふうにmust be going to は「~するに違いないだろう」という意味で使います。つまりwill have to とは意味が違うという事です。
このmust be going to 的な使い方は他の助動詞(can, may, shouldなど)でも同じで
You must be going to fall asleep. (眠ってしまうに違いない) You should be going to fall asleep. (眠ってしまうはず) You can be going to fall asleep. (たぶん眠ってしまうだろう) You may be going to fall asleep. (たぶん眠ってしまうだろう) |
という感じで、同じように「きっと〇〇だろう」的な使い方ができます。
それぞれの違いは確率の違いです。
You must be going toとYou should be going to は言ってる事は一緒ですが、若干shouldの方が眠る確率が低い感じがします。
この点についてはmustとshouldの記事を読んで理解を深めてください。
というわけで参考になりましたでしょうか。