Saveという単語、簡単な中1単語のようでありながら、いざ使おうと思ってもうまく使えなかったり、映画など見ててもなぜここでSaveを使う?と思う事が多々あると思います。
ここでは、実際の英会話でのSaveの使い方を映画のセリフなども例に出しながら説明していきます。
1.Save の意味と基本的な使い方
例えば、海で溺れたところを助けてもらった話を友達にしているとします。
I don’t remember anything, but someone saved my life. 私はなにも覚えてないんだけど、誰かが助けてくれたって。 |
基本的にはこのような形で「救う」のような使い方をします。
ただ、実際に命を救われる経験というのはそんなにあるものではなく、
実際の会話では別のSaveの使い方の方がされます。例えば、
How much are you saving your money? |
これは意味分かりますか?
これは「いくら貯金がありますか」と聞いています。
では、果たして Saveという言葉には「ためる」という意味があるのか?
これについて別の例で理解してもらいます。
例えば、日本語でも「パワーをセーブしろ!」みたいな事を言ったりしますよね?
つまりSaveというのは、極力無駄遣いしないで温存する事なんです。
お金も無駄遣いせず、温存出来た分は
I’ve saved $3000. (現在までに3千ドル貯金した) |
のように、言えるわけです。
もしくは
How much should I save each month? 毎月いくら貯金すべきかな? |
のような使い方をします。
実際、銀行では
普通預金口座の事をSaving accountと言ったりします。
また、今温存と言いましたが、もっと簡単に正しく言うなら「保存」です。
これは分かりますね。なにかデータをセーブするという意味のSaveです。
How can I save my data? どうやってデータを保存すればいいの? |
のように使います。
2.映画のセリフからSaveを理解する
ではここでは、Saveの実際の英会話での使い方を映画のセリフから学んでいきましょう。
Dredd (邦題:ジャッジ・ドレッド) |
「もし今吐いてくれたなら、多くの事務処理の短縮になるんだが」
捕まえたギャングに自供を薦めてるシーンです。
今回のSaveは無駄遣いしない意味のセーブですね。パワーをセーブすると同じで、ペーパーワークの無駄な時間が自供してくれればセーブできる(短縮できる)と言ってるわけです。
Iron man 2 ナターシャ: Hey, hey, save it for the honeymoon. |
これは突然戦闘中に痴話喧嘩を始めたトニーとペッパーのシーンです。
「ちょっと、そんな事はハネムーンにとっときなさい」
戦闘中にくだらない事で口論を始めた2人に呆れたナターシャが「そういう事は後にしてくれ」という意味で使っています。このSaveは取っておくという意味合いで使っています。
The Hunger games : Catching Fire カットニス: Will I be twirling tonight? |
「今夜はくるくる回るの?」「最後に取っといて」
これはカットニスがターンすると違うドレスに変わる仕掛けがある事から今回のTVショーでも回ってそれを観客に見せるのか?をシナに聞いています。このSaveは最後までその仕掛けは取っておけという意味で使っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?Saveは
・無駄にせず取っておく
・時間などを短縮する(セーブする)
・命を救う
のような意味で使われるという事です。
特にこの「無駄にせず取っておく」という感覚が理解出来れば、Saveが今後どのシーンで使われても理解できるでしょう。
Save your lifeというのも「命を無駄に消費せずに取っておく」わけです。
そんなわけで参考になりましたでしょうか。