実際に外国人と話しているとよく「a little bit」という表現をしてきます。ではこのbitとは一体なんなのか?という事をここでは解説していきます。
1.a bit の意味と使い方
a bit とは「ほんの少し」という意味です。基本的には a little と同じです。例えば、写真撮影してるとします。
Jane, can you move a bit? ジェーン、ちょっとだけずれてくれる? |
という感じです。
で、これよくa little と合わせて使われます。
Jane, can you move a little bit? |
という感じにです。
もちろん
Jane, can you move a little? |
と言っても同じです。
a bit, a little bit, a little 共に意味に変わりはありません。基本的には違いはないです。しいて違いを言うなら、a little が「少し」なら、a bit は「ちょっと」という感じです。 (これはあくまでイメージです。必ずしも訳が「ちょっと」になるとかそういう事ではありません。基本的にはa little, a bit 共に同じです。) |
ただ、今度例えば、部屋に冷蔵庫を設置するとします。で、
A: Can you move it a little more inside? B: OK, How is it? A: Just a little bit more. |
という感じで、最初に a littleやa bit を使った後に、 just a little bit のように言うと、
「さっきよりさらにほんの少し」のように、さらにやや小さい動きに感じます。
<a bit の用例>
という具合に使えます。
2.a little に出来て、a bit に出来ない事
例えば、
A: Do you have a cousin? B: Yes. My cousin is a little boy. |
これを、 a bit boy. とは言いません。
弟をlittle brother と言いますが、bit brotherとは言いません。
つまりあくまで a bit は「ちょっと寒い」のような感覚に対して使う言葉であり、
小さいの意味では使わないという事です。
There is a little church. 小さな教会がある ◎ There is a bit churchとは言わない ✖ There is a little bit church とも言わない ✖ |
という事です。ご理解頂けたでしょうか。