数は複数ならapples のようにsが付く英語の世界。じゃあ逆に1より少ない0.5などの場合はsは必要なのか?
今日はそんな素朴な疑問に解りやすく解説していきます。
1.sが要らないのは1だけ
まず、答えから言うと、0.5のような1より少ない数字にも基本的にはsが付きます。
100grams 10grams 3grams 2.5grams 1.1grams 1 gram (a gram) 0grams 0.9grams 0.5grams 0.01grams |
*発音は「0.5= zero point five」のようにポイントという言葉で小数点を表す
のように、実は1以外は全部sが付きます。1という基準だけがsが付かないという事です。ゼロのみの場合も割りと0kcal = 0kilocaloriesのようにsを付けて発音する傾向があります。
ただ例外もあり例えば、
0.5 of a gram. のような言い方もありです。
ちなみに0.5というのは1の半分、つまりHalfですよね。じゃあHalfの場合はsが付くのか!?を次の項で解説しましょう。
2.Half, quarter, third の場合はsか a か
A half of apple Half of an apple |
のように、aを付けていいます。つまり、0.5grams のように数字の場合はsを通常付けますが、「半分」のような表現になると、aを通常使うわけです。
A quarter of apple Quarter of an apple 4分の1のりんご A third of apple |
のように、分割を表現します。
<これは時間表現にも使われます>
See you in half an hour. 30分後に会いましょう。 It’s a quarter past 5. |
・1時間を4分割すると、15分になるので、15分を a quarter と言ったりします。
・時間に関してはあまりthirdは使いません。
・時間の場合は、Half of an hour というよりはHalf an hourと表現するのが普通です。
“half hour”や”a half hour”でも通じますが、Half an hour が一番一般的な言い方です。
3.お金の場合のsの有無
お金も同様で、
という具合です。millionなどに関してはaとsが両方付く事があり、変に感じるかもしれませんが、これでOKです。1以上の単位にはsが付くので仕方ないです。
実際には $1.15の場合は「one fifteen」のように言われる事が多いです。
というわけで、sが1以外には付く。という感覚がご理解頂けたでしょうか?
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