こんな時はmistake という単語が浮かぶと思います。
実際にこの単語を使うわけなんですが、使い方が
mistakeとmake a mistakeの
2種類あるので、この違いを解説したいと思います。
1. 「間違えた!やらかした!」時のmistakeの使い方
例えば、テストで「あ~あの問題間違えた!」と言いたい時は
基本的には
I made a mistake on that question! |
とmade a mistakeを使います。
このように、何かを「間違えた~!やらかした!」という時は
made a mistake という言い回しを使うのがナチュラルです。
例えば、ドライブ中、目的地になかなか着かないとします。
A: Hey, when are we gonna get to the hotel? B: Oh sorry. I think I made a mistake. This could be the wrong way. 「いつになったらホテルに着くの?」「すまんが、間違えたっぽい。違う道っぽい。」 |
のように、使ったり、
Student: When I say something, I often make mistakes. Teacher: Of course! you are a learner! Don’t be afraid of making mistakes. 「何か言う時、よく言い間違えるんです。」「そりゃそうだよ、君は学習者なんだから、間違えを恐れちゃだめだ。」 |
のように使います。
2.見間違えた時のmistake
例えば、道端で友人を見かけて声をかけたとします。
A: Hello John. How are you? B: ??… Sorry? A: Oh I mistook you for my friend. I’m sorry. 「よぉ!ジョン!調子はどうよ?」「え。。なんでしょうか?」「あ、友達と間違えたみたいです。すいません。」 |
のように、人間違いした時などは、I mistookのようにmakeを使わずそのまま言います。
これは、I mistook 〇〇 for 〇〇の形で覚えてしまっても構いません。
3.間違えてしてしまった場合のmistake
なにか、ボケてやってしまった時のミスを言う時、例えば、
A: Hey, what happened to your hand? B: I touched a hot iron by mistake. 「ちょっと、手どうしたの?」「間違えて熱いアイロンをさわっちゃったんだよ。」 |
このように、ボケてやってしまった時や、アクシデント的な時は、by mistakeと最後に付ける事で、表現出来ます。これは、by mistakeの代わりに、by accidentと言っても良いです。
今度は、兄妹が電話で話してるとします。
Big bro: Hey, did you see my sunglasses? Little sis: Oh sorry. I’ve taken yours with me by mistake. 「なあ、俺のサングラス見なかったか?」「ごめん、私自分のと間違えて持ってきちゃったよ。」 |
このように、勘違いで、間違えた時などは、by mistakeと最後に付けて使います。
I took yours by mistake ◎ I mistook to take yours. △ |
という感じで、I mistook to での言い方というのはあまり使いません。
基本的に何か「間違えた、ボケた、やらかした」という時は、by mistakeや Made a mistakeの方を使います。
4.It was a mistakeでも言える
例えば、最近離婚した友人との会話で
A: Why did you choose him? B: I made a mistake. I shouldn’t have chosen him. 「なんで彼を選んだの?」「私の間違いだったのよ。彼を選ぶべきじゃなかったのよ。」 |
というのを
A: Why did you choose him? 「なんで彼を選んだの?」「あれは間違いだったのよ。彼を選ぶんじゃなかった。」 |
このように、it was a mistakeで言う事も出来ます。
誰々のミスと人を指定したいなら、〇〇made a mistakeとし、
単純に「あれは間違いだった」としたいなら、it was a mistakeを使います。
前項で、I mistook to の言い回しはあまり使わないと話しましたが、
it was a mistake to ~の言い回しはよく使われます。
It was a mistake to choose him. |
と1つの文にしてしまってもOKです。
まとめ
そんなわけで、mistakeの使い方、掴めたでしょうか?
1.誰かのミスなら、「made a mistake (made mistakes)」 2.間違いだったなら「It was a mistake」 3.ひとまちがいだったなら「I mistook」 |
という感じです。
口語では、made a mistake の形が一番使われるので、
何かやらかした時はこの形を思い出すようにしておくと
スムーズに会話できると思います。
おまけ
誰かのミスなら、
「it’s your mistake.」というよりは、
「It’s your fault.」とfaultを通常使います。
誰かが間違えたなら、
You are wrong. あなたは間違ってる。
I was wrong. 私が間違ってた。
のようにwrongを使います。