よくネイティブとの会話や映画のセリフなどで、
figure out, I figured という言葉が出てきます。
今回はこのfigureの実践的な使い方について
Understandとの違いも含めて
例文を出しながら説明します。
コツを掴めば難しくありません。
1.Figure outの意味と使い方
例えば、
I can’t figure out why my girlfriend suddenly stop contacting me. 突然彼女との連絡がなぜ途絶えたのか理解できない。 |
そして数日後
I’ve figured why my girlfriend left me. なんで彼女が自分の前から去ったのか理解したよ |
figureというのは、このように「理解する」という意味合いで通常使います。
ちなみに、I can’t figure out why~を I don’t understand why~に変えても意味は一緒です。
では、UnderstandやKnowと完全に一緒なのかというと使い方がちょっと違います。
2.Figure と Understand の違い
例えば Star trek という映画のセリフで
艦長: ls the parking brake on? |
宇宙船を発進させようとしたにも関わらず、なぜか発進出来ないので、
「ブレーキをかけたままなんじゃないのか?」「いえ、原因を見つけます。えーと」
とパイロットが原因を探してるシーンなのですが、
例えばこの
I’ll figure it out を |
I’ll know や
I’ll understandと
言ってしまったら変に感じますよね。ただこれを
I’ll find it out (what is wrong). 「見つけ出す(なにがおかしいのか)」 |
と言った場合は意味は同じになります。
つまり figure とは「状況を理解して答えを見つけ出す」という意味なんです。
findとunderstandが合体してるような感覚です。
このように「その探してる答えを見つけ出して理解しろ(解決しろ)」という時にfigure outを使うのです。
A: Do you need my help to solve that math problem? B: Oh, it’s all right. I want to figure this out myself. |
このように、分からない事を考えたり調べたりして理解するというプロセスが含まれているわけです。
3.figure と figure outの違い
通常この「解決する」「答えを導き出す」という意味合いでfigureを使う時は figure outとoutを付けて使います。
このoutというのは「見つけ出す」の「出す」の部分を意味しています。find out の場合も共通です。なので、
I figured out how to use it. 使い方を見つけ出した。 I’ve figured how to use it. |
と、outを付ける事で答えを探しだした感が出て、付けないと「もうすでに解決してる(しっかり理解してる)」感が出ます。
というわけで使い方を理解できたでしょうか。基本は「理解する」なのですが、「なんとかして答えを導き出す」という流れが含まれている感覚なのだと覚えておいてください。
また下記の記事も参考になるので、合わせて目を通しておいてください。 →You know? knowの意味とネイティブ的な使い方 |