I do like, go see のような言い方「動詞が2つ連続する場合」

たまにネイティブと会話したり、映画などを見てると I do like や I do believe のような表現を聞く事があります。さらにGo see the movieのような表現も出てきます。

これらの本来なら文法上おかしくないかと感じる動詞が2連続で出てくる表現のネイティブ流の使い方と意味を解説していきます。

1.I do 〇〇は強調

idobelieve文法上は I do go のような言い方は出来ません。
本来 「動詞」が2連続で出る事はないからです。
動詞というのは「動きを表現する単語で」たとえば、

I will eat go.と言ったら「私、食べる行く」という意味不明な文になります。2つの動きが連続しているので、「食べる」のか「行く」のかどっちなのか意味が伝わらず、文法上は本来はやってはいけない事です。

例えば、もし「食べに行く」と言いたかったら、

go to eat
go eating
go & eat

のようにならなくてはなりません。

しかし、ネイティブは時に写真のように、

idobelieve
I do believeだとか、
I do love のような言い方をしてきます。

例えば、Iron man 3 のセリフでは、

Idohaveto

トニーのファン: I don’t want to make things awkward for you. 
But I do have to show you… boom!

「あなたの事をひかせたくないが、でも私は見せなくてはならない。ジャーン!」

トニーのファンは自分がトニーの顔のタトゥーを腕に入れてるのをトニー本人に見せました。こんなのを本人に見せたらひくかもしれないと前置きしつつ、でもどうしても見せたい!という意味で「I do have to show」と言っています。

これは本来なら I have to show と文法的には言うべきなわけです。でも
I do have to show とdoを足して言ってる理由は
「どうしても見せなければならない」と強い感情を込めて言ってるからなんです。

つまり I do 〇〇と、doをveryのように
「とても」のような感覚で足して使ってるんです。

他にも例えばInceptionのセリフでは

idohope

コブ: I do hope you understand the gravity of that request.

「あなたの要求の重さを本気で理解してくれる事を願う」

サイト―という男が他人にアイデアを植え付ける仕事(インセプション)をコブに依頼している時のセリフで「この仕事は人の人生を変えてしまうほど重い事を本気で理解して欲しい」という本気度を伝えるため「I hope」を「I do hope」と敢えていっています。

なので、「ここちゃんと聞いて欲しい」というような重要な所で I do 〇〇のように言ったりします。

ーーーーーーーーーーーー

Do you really like Jane?
本当にジェーンの事好きなの?

I do like her! 
本当に好きさ!

Why don’t you confess your feelings to her?
なんで彼女に告白しないの?

Because I do believe it’s not the right time.
なぜなら僕は今はその時じゃないと強く感じてるからさ。

このように、「本気なの?」と疑われているような時などに「本気度」を強く伝えるためにI do の言い方を使ったりします。[I like → I do like]  [I believe→ I do believe]

 

I don’t know about health much. But I do know about body building.
健康については詳しくないけど、肉体改造については詳しいよ。

このように、似た分野に置いて「そっちには詳しくないけど、でもこっちなら俺だって詳しいさ!」のような対比をする時などもよく I do know のような言い方をしたりします。

I do 〇〇の使い方と意味、分かったでしょうか?

2.go see のような言い方。

たまにネイティブがLet’s go see the movie. のような言い方をしてくる事があります。でもこれも本来は第1項で説明した通り、動詞2連続は文法上出来ないので、おかしな言い方と感じるはずです。

本来なら Let’s go to see the movie.と文法上は言うべきな所ですが、じゃあどういう意味なのかというと、

Let’s go and see the movie. の略という事なんです。

*通常、映画やテレビを見る時はWatchを使いますが、こういう「見に行く」のような表現の時はSeeも同じように使われます。

このように動詞2連続が出てきたら、その間にはandが隠れてると思ってください。

例えば、Startrek into darkness では

goget
ウフーラ: Go get him.

というセリフがありますが、これも「Go & get him.」の略で「行って、彼を捕まえてきて」と言っています。 

このandが隠れているという事を動詞が2連続した場合は思い出してください。

そんなわけで、I do likeのような言い方と、go see のような言い方、理解出来たでしょうか。

Dr.アジ

話すために本当必要な話法を「難しい文法用語なしで」教えてます。全く話せなかった私がオーストラリアで突如話せるようになった秘密が書かれたプロフィールはこちら。動画講座もやってます↓

Dr.アジをフォローする

話せる日本人は密かに使う。英語にパッと変換できる話し方

『9月にホームステイして参りましたが、アジ先生の仰る通り、とりあえず「キャン×キャン(Can)」言ってたら何とかなりました(笑)』

 

    頻出フレーズや会話CDのパターンを一生懸命覚えた。
    けどいざ話す機会があったら、
    「え、どう言えばいいの!?」と言葉にならず・・悔しい!!

    あなたにも似た苦い経験がありませんか?

     

    本当はあなたにも英語を話す回路がちゃんと備わってます。
    でも日本では「話し方」を教えてないから英語にうまく変換できないんです。

     

    例えば、グアムのホテルの受付で「このカチカチに冷めたスパム握りをレンジでチンしてもらえない?」と頼みたくても、あなたはレンジを英語でどう言うか分からないし、そもそもどう言えば頼めるのか分からず、諦めてしまいませんか?

    でも、「話し方」が分かってる人なら、たとえレンジの言い方を知らなくても気軽に頼めます。

     

    その「話し方」を教えているビデオレッスンを
    無料で期間限定公開中。

    ビデオレッスンで「話し方」が分かるとこんな事ができるようになります。

    • 出だしの13パターンで、パッと言葉が出るようになる
    • SVOとか知らなくても、語順正しく文話せるようになる
    • 試験英語脳を捨てて知ってる単語だけで話せるようになる
    • 外国人に道を聞かれても、それを正しく聞き取れて、正しく教えられる
    • ズレた英語のリズムを修正して、聞き取り力を上げられる
    • 長文を刻む技で簡単に言えるようになる
    • すぐ詰まる原因を5分で改善して正しい文がすらすら出るようになる

    中にはこれをキッカケに海外生活で困らないほど話せるようになり、外国人相手に仕事するようになった人、国際恋愛、国際結婚生活をEnjoyしてる人もいます。

    PC、スマホ、タブレットから見れます。
    下のフォームからメールで受け取ってください。



     


    メールで動画レッスンが届きます (5分程度の隙間時間で見れるものが毎回届きます)。配信解除もメール内の配信停止リンクからいつでもワンクリックで可能です。個人情報保護法に則りDr.アジ以外からメールが届く事は一切ありません。

    文法に騙されるな

    初心者英会話ステーション
    タイトルとURLをコピーしました